ヘリコバクタ-ピロリ感染専門外来

 ヘリコバクタ-ピロリ(ピロリ菌)が胃内に感染していると、胃癌の発生が通常の3倍になることが分かっています。そのピロリ菌が、40代で70%、60代では80%の確率で感染していることが報告されています。

 近年の感染拡大に伴って2009年1月、日本ヘリコバクタ-学会よりピロリ菌除菌に関するガイドラインが発表されました。そのガイドラインによると、ピロリ菌に感染している人全てに対して、除菌治療を受けることが強く勧められています。

 除菌は基本的に1週間の内服治療で行います。当病院の小豆畑丈夫医師は「日本ヘリコバクタ-学会ピロリ菌感染症認定医」であり、経験豊富で専門的に対応しておりますので、是非ご相談ください。
 診察をご希望の方は、小豆畑丈夫医師の外来受診をお願い致します。

「日本ヘリコバクタ-学会」については、こちらをご覧下さい。

※小豆畑丈夫医師は「日本ヘリコバクタ-学会ピロリ菌感染症認定医」であり、当病院は「日本ヘリコバクタ-学会認定保険外除菌対応施設」です。認定等については「日本ヘリコバクタ-学会」HPをご覧下さい。

保険外除菌について

 現在、医療保険にて「ピロリ菌の検査」「除菌治療」が可能なのは、以下の4つを疾患を1つでも持つ患者様です。

①胃潰瘍・十二指腸潰瘍
②胃MALTリンパ腫
③特発性血小板減少性紫斑病
④早期胃癌に対する内視鏡的治療後

 従って、現在は「日本ヘリコバクタ-学会が推奨する胃癌予防の為の検査・除菌」に対して、多くの患者様が医療保険を適用できない状況です。
 そのような環境の中、当病院では、「日本ヘリコバクタ-学会認定保険外除菌対応施設」として、保険外除菌を数多く行っています。
 以下は、「ピロリ菌検査」「除菌治療」を「保険外(自費負担)」した場合の診療費目安です。

①診察料(初診)

2,835円<税込>(自費負担)

②尿素呼気テスト(ピロリ菌判定検査)

5,850円<税込><判断料含む>(自費負担)

③判定検査が「陽性」で除菌を要する場合、内服薬の処方箋料

715円<税込>(自費負担)

④処方箋をもとに院外薬局でかかる内服薬代(例)ランサップ1シ-ト(1週間分)

7,640円<税込>(自費負担)

 初診時と除菌療法によりピロリ菌が除菌されたかどうか、尿素呼気テストを2回行った場合のおおよその負担総額は、22,890円(=①+(②×2回)+③+④)となります。

*上記はあくまでも、おおよその金額ですので診療の内容等により多少異なることもございます。

ヘリコバクター外来の担当医

小豆畑 丈夫医師