腹腔鏡手術・胸腔鏡手術について

2012年02月13日

腹腔鏡手術とは、開腹せずに腹腔鏡にて腹部内部の状態をスクリーンに映し、
画面を見ながら、専門の特殊器具を用いて行う手術のことです。
この手術の利点は、お腹にわずか5~10㎜程の穴を3箇所程あけるだけで手術が出来ることです。
傷が小さいために術後痛もわずかですし、傷が目立つことはほとんどありません。

同じく胸腔鏡手術も、胸腔鏡で映し出されたモニターを見ながら手術を行います。

現在のところ、腫瘍外科領域のすべての腫瘍を腹腔鏡・胸腔鏡手術で取り除くことは不可能ですが、
医療技術、医療器具の進歩により、手術の範囲が拡大されています。

これらの手術において重要なのは医師の経験と技術です。
ですから、数多くの手術症例がある、病院や医師を選ぶようにしましょう。