骨盤臓器脱とは

2012年02月13日

 女性の骨盤の底に、産道がありますが、その穴を塞ぐような状態で、骨盤底筋群と呼ばれる筋肉が張られています。この筋肉の働きにより、骨盤内にある臓器、(膀胱、子宮、直腸)が落ちないようになっているのです。また、この骨盤底筋群の収縮が、尿や便の漏れを防いでいます。

 しかし、この骨盤底筋群が傷ついたり、働きが弱くなったりすると、尿や便の漏れが生じたり(排尿・排便障害)、骨盤内を支えられなくなり、臓器が、産道へ落ちてくる症状が見られるようになります。これが、骨盤内臓器脱です。

 佐藤医師と親交かがある亀田総合病院(千葉県鴨川市)ウロギネコロジ-センタ-長
野村昌良(のむら まさよし)医師と一緒に。
 亀田総合病院にて<骨盤臓器脱手術(TVM手術-ハンズオントレ-ニング)後に>
左から三人目が野村昌良医師、一番右が佐藤医師