ピロリ菌とは

2012年02月13日

胃に感染、生息するらせん型の細菌のことで、正確にはヘリコバクター・ピロリといいます。
長年にわたり、細菌が存在することができないと言われてきた胃の中で、生息可能なのは、
胃内部の尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解し、そのアンモニアで酸を中和するからです。

現在では、このピロリ菌が、胃炎や胃・十二指腸潰瘍、胃癌等と密接な関係があることが分かっています。
日本人は特にこのピロリ菌の感染率が高く、50%とも80%とも言われています。